story1「市街地での階上解体」
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近隣への影響を最小に! 騒音発生作業を減らせ!

mission:市街地での騒音軽減 学校が隣接するSRC造9階建ての建物を階上解体するにあたり、騒音・振動及び工程の制約を受けての作業でした。

challenge:階上での重機大型化 0.45㎥クラスの重機ではブレーカー解体が主流であり、騒音が発生する上、工程が間に合わないため、0.7㎥クラスの重機での解体を検討しました。

target:圧砕工法による低騒音施工 0.7㎥クラスの圧砕機を使用することで、作業制限を解除し、低騒音作業を実現させました。

try:スラブ補強案の検討・道路通行規制 重機の大型化により、スラブ補強を再検討し、サポートを増強して対応。同時に揚重機もグレードアップしたため、行政指導のもと道路通行止めによる大型クレーン作業が実現しました。

 
■作業制限! 0.45㎥の重機を使用し、SRC造9Fの建物を階上解体で行う予定でした。しかし隣接する学校側からブレーカーでの作業を極力減らすよう依頼があり、この要望に応えると工期内に終わらせることが大変厳しい状況になりました。

■sousukeは考えた! ブレーカーの使用を制限しつつ、作業の効率化を図るため、クラッシャーを使用して解体する0.7㎥クラスの重機に変更することを検討。重機サイズの変更に伴い、スラブ補強案を同時検討し、強力サポートの本数を増やすことにしました。また、揚重に使用するためのクレーン車の変更も必要になりました。計画では、車線規制を行い、80tクレーンを据えて揚重を行う予定でしたが、それを130tクレーンに変更しなければなりませんでした。しかし130tクレーンを据えるには車両規制だけでは道幅が足りず、道路を通行止めにする必要がありました。何度も行政との打ち合わせを行い、通行止めが可能となり130tクレーンでの作業が行えるようになりました。これにより、重機サイズの変更も可能となりました。

■mission clear!! 0.7㎥の重機を使用したことで、結果的にブレーカーを使わず、しかも工期短縮にも成功。さらにコスト削減も実現しました。